鉢増し作業に便利!鉢のサイズ・容量・元肥の量を一覧表で解説

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用土

季節の変わり目になると、園芸店で欲しかった苗が安くなっていて、ついあれもこれもお迎えしてしまいますよね。
また、バックアップのつもりでたくさん挿し木していた苗が、思いのほか順調に根付くこともあるでしょう。

いざガーデニング日和に、まとめて鉢増し作業をしようと思ったとき、
鉢のサイズに対して、用土はどれくらい必要か? 元肥はどのくらい入れればよいか?
その都度調べるのは、意外と手間がかかります。

そこで本記事では、
普段の鉢増し作業で実際に使っている「鉢のサイズ・容量・元肥の量」を、一覧表にまとめました。
鉢増しの目安として、ぜひ参考にしてみてください。

鉢のサイズと容量とIB化成10-10-10-1の量(動画有)

下記の鉢の容量は、鉢の上縁からウォータースペース約2cm分を差し引き、
 さらに鉢底石を敷いた状態を想定した「用土量の目安」です。

鉢にビニール袋を敷いて水を入れて計量すると、
 鉢の形状にもよりますが、表の容量よりおおよそ1.3~1.5倍程度になる場合があります。

下記のIB化成の量は、大粒タイプ(1粒 約0.5g)を使用した場合の粒数を目安にしています。

 

直径 土の容量 IB化成(大粒) グラム
3号 9cm 0.25L
4号 12cm 0.60L 4〜8 or 6 3.0g
5号 15cm 1.20L 10〜14 or 12 6.0g
6号 18cm 2.10L 12〜16 or 14 7.0g
7号 21cm 3.30L 14〜20 or 17 13.5g
8号 24cm 5.10L 20〜30 or 25 12.5g
9号 27cm 7.30L 28〜42 or 35 17.5g
10号 30cm 8.40L 34 〜50 or 42 21.0g
11号 33cm 10.00L 40〜60 or 50 25.0g
プランター 65cm 12.00L 48〜72 or 60 30.0g
12号 36cm 14.00L 56〜84 or 70 35.0g
庭植え 10〜14 or 12 6.0g

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筆者のInstagramリール「鉢のサイズと容量とIB化成101010の量」へリンク
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鉢植えの元肥

元肥の代表的なものに、化成肥料と有機肥料があります。

化成肥料

化成肥料とは、化学合成によって作られた肥料です。空気中の窒素やリン酸、カリウムなどの元素を原料に作られ、植物の成長に必要な栄養素を補給します。化学肥料は、速効性があり、簡単に使用できるため、多くの園芸家や農家が使用しています。

10ℓの土に元肥として普通の化成肥料を与える場合

化成肥料は、10Lあたり25g(目安:大さじ1+小さじ2)を施用します。

パッケージにNPK(窒素、リン酸、カリウム)の割合を888とか101010とか表示してある即効性の化成肥料はすぐ効き目が表れます。が、化成肥料が根に直接触れるとダメージを与えるので、根に直接触れないように与えます。肥料の効き目は約1か月です

10ℓの土に元肥としてマグァンプKを与える場合

マグァンプKは、10Lあたり25g(目安:大さじ1+小さじ2)を施用します。

マグァンプKは50年以上の実績がある緩効性肥料で、製品パッケージには効き目が約2年と表示されています。
そのため、植え付け時の元肥として使いやすい肥料です。

肥料成分が樹脂でコーティングされているため、成分がゆっくり溶け出し、
根に直接触れた場合でも、一般的な化成肥料に比べて肥料焼けを起こしにくい特長があります。


10ℓの土に元肥としてIB化成肥料を与える場合

IB化成肥料は、10Lあたり25g(目安:大さじ1+小さじ2)を施用します。

IB化成肥料は、肥料成分がコーティングされた緩効性肥料で、効果はおおよそ約3か月続きます。
一般的な化成肥料に比べて成分がゆっくり溶け出すため、
根に直接触れた場合でも肥料焼けを起こしにくい特長があります。

IB化成肥料は、園芸店やネット通販で広く流通している一般的な肥料です。

筆者は、ブルーベリーだけでも70鉢以上を栽培しており、
そのため業務用サイズ(20kg)のIB化成肥料を使用しています。

IB化成肥料は元肥として使いやすく、
細かい施肥計画を立てなくても、用土に規定量を混和してすぐ植え付けができます。

【参考】
・「農家のコンビニ」コメリでは、IB化成肥料は「フラワーボール」の商品名で販売されています。
・肥料を大量に使用する場合は、ネットで「バーディーラージ」と検索すると業務用サイズが見つかります。

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バーディーラージ

10ℓの土に元肥として有機肥料を与える場合の例

下記の菜種油粕と魚粉とカキ殻と綿実油粕をすべて混ぜ合わせ、10リットルの土(赤玉7:腐葉土3)に均一に混ぜ込んでください。

・菜種油粕:40g(約 大さじ4)
主力の窒素分です。じわじわと長く効き、株を大きくします。

・魚粉:30g(約 大さじ3)
リン酸とアミノ酸の宝庫。寄せ植えの花付きを劇的に良くし、色ツヤを上げます。

・カキ殻(有機石灰):30g(約 大さじ2)
カルシウム補給とpH調整。有機石灰は効き方が穏やかなので、元肥と一緒に混ぜても根を傷めにくいのが利点です。

・綿実油粕:10g(約 大さじ1)
補助的な窒素分ですが、菜種よりさらに分解がゆっくりなので、寄せ植えの「後半戦」のスタミナ維持に役立ちます。

ポイント!

・「魚粉」を必ず入れること
今回の材料の中で、花を咲かせるための「リン酸」を担うのは魚粉だけです。これを抜くと葉ばかり茂って花が咲かない「つるボケ」状態になりやすいので、必ず入れてください。

・混ぜた後の「ガス」に注意
油粕と魚粉は、土の中で微生物が分解する際に熱とガスを出します。できれば混ぜてから5〜7日ほど置いてから植え付けるのが、「失敗しないプロの技」です。

・「虫」が気になる場合
有機肥料(特に魚粉)は、どうしてもコバエなどが寄りやすくなります。寄せ植えの仕上げとして、鉢の表面1〜2cmを「肥料を混ぜていない赤玉土」で覆う(化粧土にする)と、臭いと虫を劇的に抑えられますよ。

実際の草木用土20リットルの配合例

草木用土の配合割合

草木用土の配合割合は赤玉土7:腐葉土3です。その他の用土の配合については、「園芸用土の基本と配合例|オリジナル培養土の作り方をわかりやすく解説」をご参照ください。

腐葉土

・腐葉土6リットル

腐葉土6リットル

赤玉土小粒

・赤玉土小粒14リットル

赤玉土小粒14リットル
赤玉土小粒14リットル

元肥IB化成10-10-10-1大粒

IB化成肥料は、20Lあたり50g(目安:大さじ2+小さじ4)を施用します。

元肥IB化成101010大粒100粒
元肥IB化成101010大粒100粒

配合草木用土20リットル

「腐葉土6リットル」と「赤玉土小粒14リットル」と「IB化成10-10-10-1 50g(約大さじ2+小さじ4)」を混ぜて「草木用土20リットル」完成

草木用土20リットル
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