兵庫県西宮市の「越木岩神社」は、YouTuberのコヤッキーさんが紹介したパワースポットです。
御神体の越木岩は、大阪城の石垣として切り出されかけましたが、その力で石切職人に天罰が下り、免れました。
越木岩には、切り出されかけた時の城主の刻印があり、一周することができます。
越木岩から兵庫県天然記念物の樹林の中をさらに上っていくと、木々の間から遠くに大阪のビル群が見え、北ノ磐座(きたのいわくら)まで登ることができます。
静寂に包まれ、大木に触れ浄化され、パワーが充填されます。
北ノ磐座はホツマツタエのいわれがあり、神前に進んだ際に、日が射すと願い事が叶うとも言われています。
以下に、オリジナル写真満載で紹介しています。
「越木岩神社」のまとめ(動画で紹介)
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「越木岩神社」の御神体
御神体の越木岩(甑岩)は周囲約40m・高さ10mの大怪石(花崗岩)である一大霊岩。
御神体は酒米を蒸す時に使う「甑(こしき)」という道具に似ていることから「甑岩」と名づけられた。
「越木岩神社」の御由来
越木岩神社は子授け・安産祈願にご利益があると伝えられており、広々とした境内は兵庫県天然記念物に指定されている。
創立は、927年に延喜式神名帳に記載された大国主西神社であると云われている。
「越木岩神社」の御祭神
御祭神は市寸島比売命(イチキシマヒメ)で、女性守護・安産・子授けの神さまとして祀られている。
俗に辨財天と称せられ、音楽や芸術の才能を伸ばし、弁知(知恵)の神、更には縁結びや、財宝をもたらす金運の美女の代名詞である「幸福の女神」で、七福神の一として御神徳の高い神さまであることから、子どもの成長や芸能の上達を祈る神さまとしても信仰を集めている。
「越木岩神社」の住所
〒662-0092 兵庫県西宮市甑岩町5-4
「越木岩神社」の駐車場
無料
西宮ふるさと民話「甑岩の怒り」
夙川(しゅくがわ)は昔から綺麗な川で、透き通った水の流れに、川底の白い砂がキラキラと輝いていた。この川は「こしき岩」のあたりから流れ出ているといわれていた。人々はこしき岩を神さまの岩として大切にしてきた。そこから流れてくる夙川だから、綺麗なのは当然であった。今でも岩の側に綺麗な湧き水が出ている。
「こしき岩」は「越木岩」という字も使われるが、「甑(こしき)」に似ているので「甑岩(こしきいわ)」と言われるようになった。
「甑」というのは酒造りのお米を蒸したり、麻布の材料にする麻の茎を蒸したりする道具のこと。一度に沢山蒸すので、ものすごい蒸気を噴き出す。
「甑岩」はそのような形をしたとても大きな岩で、高さが12メートル、まわりは大人が手で繋いで30人分もある。山にどっかりと越を据え、天に向かってそびえ立つ、大きな大きな岩である。
そのあたりは、この岩を守るかのように古い木が生い茂り、昼間でも薄暗い感じがし、人々は昔から神さまの岩として恐れ、大切にしてきた。
いまから400年程前、大阪城の石垣を築く工事が始まった頃の事。
日本全国のお殿様が家来(けらい)に命じて、あちらこちらの山を探させ、大きな石を見つけては、大阪へ運んできた。
あるお殿様が、この甑岩に目を付け「あんな大きな石なら、城の石垣にすれば、さぞ見事なものであろう。是非もっていって、手柄にしたい。 早速切り出せ。」
それを聞いた甑岩の村の人たちは心配し、「この岩は昔から白い龍が住み着いている神さまの岩だ。これを割って、ここから運び出すようなことをすれば、どんなたたりがあるやもしれん。お願いです。おやめ下さい。」と村の長老(ちょうろう)達は必死になって役人に頼んだ。
けれども役人達は、この申し出に耳を貸そうとはせず「お殿様の言いつけだ」と、大勢の石切職人がいっせいにうち下ろした槌でノミが岩に食い込んだ。
カーン、カーンと響く音は、山々にこだまし、見守る村人の耳には、山鳴りの音のように無気味に聞こえ、「これは大変だ。必ずたたりがあるぞ。」大声で怒鳴ったが、石切職人たちの耳には届かなかった。
ノミを打つたびに火花が散り、それがだんだん激しくなり、そのうちに岩の裂け目から白い煙が吹き始めた。
おそろしい事が起こるに違いないと思う間もなく、その煙が白色から黄色へ、そして赤に、それから青、黒へと変わり、それらが入り交じって、ものすごい勢いで音を立てて吹き出した。
その熱気は、不思議な力をもっていて石切職人達は手足をふるわせ、苦しみもだえ、斜面を転がり落ち、やがて息絶えてしまった。
その様子を見た役人達も、さすがに震え上がり、命からがら逃げ出した。
こんな事があって、甑岩はいっそう人々から大切に思われるようになった。今でも大岩にはその当時のノミの跡が一列にのこっている。
「越木岩神社」の鳥居



「越木岩神社」の参道



「越木岩神社」の手水舎

「越木岩神社」の境内



裏参道入口

「越木岩神社」の社殿






「越木岩神社」の岩社の鳥居


「越木岩神社」の岩社の参道



「越木岩神社」の岩社の参道と土社(旧大国主西神社)
土社(旧大国主西神社)。
御祭神は大地主大神(オオトコヌシノオオカミ)。
我等が立っている大地を祭る、土や地や住居や生成を守護す、地鎮祭の神でもある。




「越木岩神社」の甑不動明王と水神社


「越木岩神社」の水神社
御神水所(ごしんすいしょ)。
大古より湧き出でる霊水。
御祭神は罔象免(みずはのめ)大神。

「越木岩神社」の稲荷社

「越木岩神社」の天照大御神遥拝所

「越木岩神社」の岩社
御神体は越木岩(甑岩)。
御祭神は市寸島比売命(イチキシマヒメ)で、女性守護・安産・子授けの神さまとして祀られている。
俗に辨財天と称せられ、音楽や芸術の才能を伸ばし、弁知(知恵)の神、更には縁結びや、財宝をもたらす金運の美女の代名詞である「幸福の女神」で、七福神の一として御神徳の高い神さまであることから、子どもの成長や芸能の上達を祈る神さまとしても信仰を集めている。
越木岩(甑岩)は大阪城の石垣として切り出されかけたがそのパワーで石切職人に天罰が下り免れた。越木岩(甑岩)を切り出そうとしていた時の城主の刻印に触れることができる。













「越木岩神社」の兵庫県天然記念物の樹林と北ノ磐座(きたのいわくら)
越木岩から兵庫県天然記念物の樹林の中をさらに上に行くと、木々の間から遠くに大阪のビル群が見え、北ノ磐座(きたのいわくら)まで登れる。
静寂に包まれ、大木に触れ浄化され、パワーが充填される。









北ノ磐座(きたのいわくら)はホツマツタエのいわれがあり、神前に進んだ際に、日が射すと願い事が叶うとも云われている。





