こんにちは、北野家ガーデニングあれこれです。
家庭菜園や菌ちゃん農法を始めようとしたとき、
多くの方が最初につまずくのが
「地面が硬すぎて耕せない問題」ではないでしょうか。
特に、
・宅地の裏庭
・防草シートの下
・長年踏み固められた土
こうした場所では、スコップ作業だけで畝を作るのは、
かなりの重労働です。
今回は、
SPGDSPSYさんから提供いただいた電動耕運機を使い、
防草シート下のカチカチの地面を実際に耕しながら、
菌ちゃん畝が作れるのか?
家庭菜園レベルで本当に使えるのか?
を、忖度なしでレビューしました。
組み立てから実作業、
そして菌ちゃん畝完成までの流れを、
写真とあわせて詳しく解説していきます。
なお、記事の最後には、
実際の作業風景を撮影したYouTube動画へのリンクも掲載しています。
文章だけでは分かりにくい動きや使い心地は、
ぜひ映像であわせてご確認ください。
開梱レビュー|付属品と第一印象
箱を開けると、以下のものが入っていました。
- 折りたたみ式本体(補助ハンドル付き)
- プロテクションプレート
- カッターブレード×2
- 固定ピン×2、プレート止めネジ
- 21V 4Ahバッテリー×2(マキタ18V互換)
- 充電器
- 防護メガネ
- 手袋
最低限必要な装備は、ほぼすべて揃っている印象です。
特に、防護メガネと手袋が最初から付属している点は、電動耕運機を初めて使う方にとって安心材料だと感じました。
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アフターサービスと説明書について
保証を受ける際には、購入証明(注文番号)が必要になります。
問い合わせ窓口は、
- メール
- LINE
の両方に対応しており、家庭菜園ユーザーにとって「すぐ相談できる」のは大きな安心ポイントです。
説明書は表裏1枚のシンプルな構成。操作説明動画のURLも記載されており、動画を見ながら組み立てると迷いにくい内容になっています。
※手順名の( )内に中国語表記がありますが、実作業には支障ありません。




仕様と実測レビュー(ここ重要)
公称スペックは以下の通りです。
- 耕幅:約255mm
- 耕深:約220mm
- モーター:850W ブラシレス
- 無段階変速(PSE認証)
実測して分かったポイントは以下の通りです。
- 中央の軸幅:約7cm
- この部分は構造上、耕されない
- 刃先の高さ:約6cm
つまり、折り返し時に刃を重ねて耕す前提の構造だと理解しておくと、使用時のストレスが減ります。



組み立て手順(初心者でも10〜15分)
組み立ては以下の流れです。
- 折りたたみフレームを展開
- 伸張ジョイントで長さ調整(最大13cm)
- プロテクションプレートを取り付け
- カッターブレードを装着(※ピンは、片側に180度、反対側に150度曲がる。180度曲がる側で固定する)
- 補助ハンドルを調整
- 向きを確認(エンジンが前)
- バッテリーを装着
初めてでも、10〜15分程度で完了しました。
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カチカチの地面を実際に耕してみた
結論:後ろに引くと安定して耕せる
- 直進 → 硬い地面では跳ねやすい
- 後ろ引き → 安定してスムーズに耕せる
この「後ろに引きながら耕す」操作が、硬い地面を耕す際の最大のコツでした。
幅1.8m × 奥行3.5mの範囲であれば、21V 4Ahバッテリー1個で作業完了しました。
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菌ちゃん畝づくりとの相性
菌ちゃん農法は、
枯草や小枝、枯れ木といった
自然界にある有機物をエサにして、
糸状菌を中心とした微生物を土の中に増やす農法です。
糸状菌が土中に広がることで、
土は次第に団粒構造になり、
スコップを入れると
空気を含んだ「ふかふかの土」に変わっていきます。
その環境の中では、
窒素固定菌を含む多様な微生物が増え、
窒素をはじめとした養分が、一気に効くのではなく、
ゆっくり、じわじわと循環します。
この「ゆっくり効く」というのが重要で、
植物にとっては、
常に必要な分だけ養分を吸える
とても安定した環境になります。

今回は、この菌ちゃん農法の考え方に沿って、
耕した土を使いながら、菌ちゃん畝を作っていきます。
菌ちゃん農法は「耕さない農法」と誤解されがちですが、実際には、最初の環境づくりがとても重要です。
- 1回目:表層をほぐし、畝用の土を確保する
- 2回目:さらに耕して空気を入れ、下層まで環境を整える
その後、
・菌のエサになる太い枯れ木を埋める
・土を乗せて畝を作る
・畝の上に枯れ草・枯れ葉を乗せる
・枯草の上に土を乗せて畝を仕上げる
・雨を待ち畝全体にしっかりと水分を含ませる
・黒マルチをする
・重石をして完成
この流れは、初期環境づくりが重要な菌ちゃん畝と、電動耕運機の使い方が非常に噛み合っていると感じました。
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【この後に起きること】
・最初の1か月
👉 糸状菌がエサ(枯草・枯れ葉)に広がり始める
・1〜2か月
👉 枯れ草の分解が進み、菌が住み着いて安定した土になる
・2〜3か月
👉 菌が増えすぎて野菜の栄養を取ってしまう時期が終わり、野菜の根と菌が助け合いながら育つ状態になる
【すぐ植えてOKな野菜(0〜1か月)】
菌ちゃん畝作りたてでも比較的安全なのは:
・小松菜
・チンゲンサイ
・水菜
・ルッコラ
・春菊
・レタス類
・インゲン(直播)
👉 根が浅く、初期養分要求が低い野菜
【少し待ちたい野菜(2〜3か月)】
・大根
・人参
・ジャガイモ
・玉ねぎ
・キャベツ
・ブロッコリー
・トマト・ナス(定植)
👉 分解初期だと
・根が傷む
・生育が止まる
・徒長や奇形が出やすい
【判断のコツ(超重要)】
黒マルチをめくって中を確認してください
・白い糸状菌が広がっている
・枯草がしっとりしている
・ツンとした発酵臭がない
👉 この状態なら植えてOK
逆に、
・乾いている
・カビ臭・アンモニア臭
👉 まだ待つ
【菌ちゃん農法のポイント】
・葉物:すぐ〜1か月後
・根菜・果菜:2〜3か月後
・判断は「日数」より「中の状態」
この考え方が、
菌ちゃん農法で失敗しない最大のポイントです。
まとめ|この電動耕運機は使える?
結論
家庭菜園レベルの菌ちゃん畝づくりには十分使えます。

特に向いている人
- 硬い地面に悩んでいる方
- スコップ作業がつらい方
- 小〜中規模の家庭菜園をしている方
- 菌ちゃん農法・自然栽培に挑戦したい方

注意点
- 無理な直進はしない
- 草が絡んだらラジオペンチで安全に除去する

YouTube動画(実作業はこちら)
商品リンク
SPGDSPSY 電動耕運機
https://amzn.asia/d/1dla69R































