菌ちゃん農法に興味はあるけれど、
「菌ちゃん高畝は少し大変そう。」
「もっと簡単に始められる方法はないの?」
と思ったことはありませんか。
そんな方におすすめなのが、**菌ちゃん草畝(草マルチ方式)**です。
菌ちゃん草畝は、高さ約20cmの畝を作り、その上へ刈った雑草や枯れ草を積み重ねるだけのシンプルな方法です。黒マルチを使わず、身近な植物を利用しながら土を育てていきます。
今回の記事では、実際に菌ちゃん草畝を作る手順と、作業で使用したSPGDSPSYの充電式耕運機・充電式草刈り機の使用感をまとめました。
これから菌ちゃん農法を始める方や、家庭菜園で使いやすい充電式の園芸機械を探している方は、ぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
- 黒マルチを使わない「菌ちゃん草畝」の作り方
- 菌ちゃん高畝との違い
- SPGDSPSY充電式耕運機・草刈り機の実際の使用感
- 雑草や剪定枝を無駄なく活用する方法
菌ちゃん草畝(草マルチ方式)とは?
菌ちゃん草畝は、菌ちゃん農法をもっと手軽に始められる方法です。
作り方はとてもシンプルです。
まず畑を耕し、高さ約20cmの畝を作ります。

その上へ、
- ススキ
- 枯れ草
- 刈った雑草
などを20~30cmほど積み重ねます。
最後に水をたっぷりかけ、黒マルチは使わず、そのまま雨ざらし・野ざらしにします。
夏場なら約2か月で草は少しずつ分解され、細菌や糸状菌の働きによって土づくりが進みます。
草が低くなり、糸状菌が十分に育ったことを確認したら、草を手でよけて植え穴を作り、野菜を植え付けます。
雨の多い時期には草が一部腐敗することがありますが、それも微生物による分解が進んでいる自然な過程の一つです。

菌ちゃん高畝との違い
私もこれまで従来の菌ちゃん高畝を作ってきました。
菌ちゃん高畝は、
- 枯れ木や枯れ枝
- 土
- 枯れ草
- 土
- 黒マルチ
という構造で、高さ約45cmの高畝を作ります。
黒マルチをかけて養生し、糸状菌が育ったことを確認してから野菜を植え付けます。

一方、菌ちゃん草畝は、高さ約20cmの畝を作り、雑草を積み重ねるだけです。
黒マルチも不要で、使う材料も身近な雑草が中心なので、家庭菜園でも取り組みやすい方法です。
菌ちゃん高畝について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
12インチ電動チェーンソーで太い枯れ木を伐採【菌ちゃん高畝】
菌ちゃん草畝のメリット

黒マルチが不要
菌ちゃん草畝では黒マルチを使用しません。
草を積み重ねた後は、そのまま自然の力で分解を進めます。
身近な雑草を利用できる
畑や庭で刈った草が、そのまま菌のエサになります。
これまで処分していた雑草も、有効な資源になります。

土を耕すのは最初だけ
土を耕すのは、畝を作る最初の一度だけです。
2作目以降は基本的に耕さず、野菜の根を残したまま、抜いた雑草を補充していきます。
家庭菜園でも始めやすい
特別な資材を集める必要がなく、庭や畑にある植物を利用できるため、家庭菜園でも始めやすい方法です。

菌ちゃん農法を始めて変わったこと
菌ちゃん農法を知ってから、庭の見方が大きく変わりました。
以前は、ブルーベリーの剪定枝や葉、レモングラスを剪定した後の葉、畑で抜いた雑草などは処分することが多かったのですが、今では庭の片隅に保管しています。
菌ちゃんプランターや菌ちゃん草畝を作るときに利用するためです。
以前は「ゴミ」と思っていたものが、菌のエサとなり、やがて野菜を育てる土へ戻っていく。
そう考えるようになってからは、雑草を見る目も変わりました。
「また草が生えた」ではなく、「草畝の材料が増えた」と思うようになったのです。
身近な植物を畑の中で循環させながら土を育てられることが、菌ちゃん農法の大きな魅力だと感じています。


今回使用した園芸用品
今回の菌ちゃん草畝作りでは、SPGDSPSY様※からご提供いただいた充電式耕運機と充電式草刈り機を使用しました。
※SPGDSPSY様とSenmiao様は同じ会社だが部門間で取り扱う商品が違う

▼ SPGDSPSY 分割式草刈機
菌ちゃん草畝に積み重ねるススキや雑草を集めるために使用しました。
価格や在庫は変動するため、
最新情報はAmazonの商品ページをご確認ください。
▼ Senmiao 草刈機ベース 21V4Ahバッテリー×2
菌ちゃん草畝に積み重ねるススキや雑草を集めるために使用しました。
価格や在庫は変動するため、
最新情報はAmazonの商品ページをご確認ください。

📌 ご注意
動画ではナイロンコードを使用していますが、現在の商品ページには形状の異なるワイヤーブラシ型の除草ヘッドが掲載されています。
購入時期によって付属品やセット内容が異なる場合がありますので、ご購入前に商品ページと販売元をご確認ください。

SPGDSPSY充電式耕運機レビュー
今回の菌ちゃん草畝作りでは、SPGDSPSY様からご提供いただいた充電式耕運機を使用しました。
菌ちゃん草畝は最初に一度だけ畝を作れば、その後は基本的に耕しません。そのため、家庭菜園では扱いやすい充電式耕運機があると作業がぐっと楽になります。
開梱・付属品
箱の中には次のものが入っていました。
- 本体
- 耕運機用パイプ
- 耕運刃×2
- 21V・6Ahバッテリー×2
- 充電器
- 除草ローラー×2
- 固定ピン(予備を含む)
- 取扱説明書
バッテリーが2個付属しているため、片方を充電しながらもう片方を使用できます。
また、除草ローラーも付属しているので、小さな雑草であれば除草にも利用できます。

主な仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 動力システム | 60mmブラシレスモーター |
| メーカー表記 | 1000Wリアブラシレスモーター |
| 回転数 | 500RPM |
| 重量 | 約6.7kg |
| 耕運刃直径 | 24cm |
| 耕うん幅 | 25cm |
| 接続規格 | 26mmパイプ+9Tドライブシャフト |
アフターサービス
保証期間は購入日から1年間です。

バッテリー充電時間は気になった点
取扱説明書には充電時間が約2.5~3時間と記載されていました。
しかし、付属の充電器は21V・1Aです。
一方、バッテリーは21V・6Ahなので、容量は約126Whになります。
単純計算では、
126Wh ÷ 約21W = 約6時間
となります。
実際には充電時のロスもあるため、満充電までは6時間以上かかる可能性があります。
説明書の記載とは差があるため、この点は購入前に知っておきたいポイントです。



組み立てで気になったこと
組み立て自体は難しくありません。
ただし、気になった点が2つありました。


除草ローラー
穴の位置を合わせながら固定ピンを差し込む必要があり、最初は少しコツが必要でした。




耕運刃
今回届いた2枚の耕運刃のうち、1枚は固定ピンを通す穴が最後まで貫通していませんでした。
そのままでは固定ピンが入らなかったため、ドライバーを当てて軽く叩くと、穴を塞いでいた金属片が外れ、正常に取り付けられました。
使用前に購入者が手直ししなければならない状態だったため、この点は品質管理の改善を期待したいところです。




実際に耕してみた感想
今回耕した場所は、既存の菌ちゃん高畝の横で、防草シートを長期間敷いていた場所です。
防草シートをめくると、土はかなり固く締まっていました。
石も多く、「充電式でどこまで耕せるだろう」と思っていましたが、想像以上に力強く耕すことができました。
最初から前へ押して進むよりも、手前へ引きながら表面を浅く削るように耕す方が作業しやすく感じました。
一度表面がほぐれると、その後は前へ押しながらでもスムーズに耕せます。
一度で深く耕そうとせず、浅く何度か往復する方が、モーターへの負担も少なく効率的でした。



菌ちゃん草畝の畝作り
土がほぐれたら、スコップで土を中央へ寄せ、高さ約20cmの畝を作ります。
大まかな形ができたら、トンボで表面をならし、高さを整えます。
菌ちゃん高畝のように45cmまで高くする必要はありません。
高さ約20cmでも十分です。
畝が完成したら、次は菌のエサになる雑草を集めます。




SPGDSPSY充電式草刈り機レビュー
菌ちゃん草畝では、刈った雑草そのものが菌のエサになります。
今回はSPGDSPSYの充電式草刈り機を使って、草を集めました。
開梱・付属品
箱の中には、
- 草刈り機本体
- チップソー
- 2枚刃
- ナイロンカッター
- ナイロンコード
- 保護カバー
- 肩掛けベルト
- 工具類
- 取扱説明書
などが入っていました。
用途に応じて刃を交換できるため、1台でさまざまな作業に対応できます。

メーカー仕様(取扱説明書より)

チップソー
チップソーは、ススキや雑草に混じった細い低木まで問題なく刈ることができました。
ススキの根元でも回転が大きく落ちることはなく、パワー不足は感じませんでした。
ただし、太い木や竹を切るための機械ではありません。
用途に合った使い方が必要です。



2枚刃
広い場所では2枚刃が使いやすく感じました。
背の高い雑草も効率よく刈ることができ、チップソーより軽いため、モーターへの負担やバッテリー消費も抑えられる印象です。



ナイロンカッター
縁石際や塀際ではナイロンカッターが活躍しました。
金属刃のように刃こぼれを気にする必要がなく、際まで安心して刈ることができます。
ただし、小石や草は飛ぶため、保護メガネなどの安全装備は必ず着用してください。




オレゴン7mmナイロンコード実地検証
オレゴン7mmナイロンコード2本タイプは、エンジン式なら25cc以上でなければ十分な性能を引き出せないとされています。そこで、オレゴン7mmナイロンコードを、2WAY充電式草刈り機で実地検証してみました。
オレゴン ジェットフィットに7mmナイロンコードを2本装着し、壁際の低木や雑草を刈ってみたところ、壁際の低木を楽々粉砕できました。
▼オレゴン7mmナイロンコード実地検証動画
2WAY充電式草刈り機の実力|25cc以上向け7mmナイロンコードも楽々!




オレゴン7mmナイロンコードで粉砕前の低木

オレゴン7mmナイロンコードで粉砕後の低木

菌ちゃん草畝へ草を積み重ねる
畝が完成したら、菌のエサになる草を積み重ねていきます。
今回は、次の3種類を使用しました。
- ススキ
- 乾燥させたレモングラス
- 草刈り機で刈った雑草
最初に、分解に時間がかかるススキを畝全体へ敷きます。
その上に、乾燥させたレモングラスを短く裁断して乗せました。
さらに、先ほど草刈り機で刈った雑草を重ねていきます。
草の厚さは全体で20~30cmが目安です。
草は時間とともに分解されて低くなるため、最初は少し多いかなと思うくらい積んでも問題ありません。
最後に畝全体へたっぷり水をかけたら完成です。
そのまま黒マルチはかけず、夏場なら約2か月、雨ざらし・野ざらしにします。
草が分解されて低くなり、糸状菌が育ったことを確認したら、草を手でよけて植え穴を作り、野菜を植え付けます。






土を耕すのは最初の一度だけ
菌ちゃん草畝の魅力は、土を耕すのが最初だけということです。
2作目以降は基本的に耕さず、野菜の根を残したまま栽培を続けます。
畑で抜いた雑草は、そのまま畝へ補充します。
雑草は菌のエサとなり、少しずつ分解され、やがて野菜を育てる土へ戻っていきます。
畑の中で植物を循環させながら土を育てていくことが、菌ちゃん農法の大きな特徴です。

菌ちゃん草畝のメリット・デメリット

メリット
- 黒マルチが不要
- 身近な雑草を有効活用できる
- 土を耕すのは最初だけ
- 家庭菜園でも始めやすい
- 雑草が土づくりの資源になる
デメリット
- 草が分解されるまで時間がかかる
- 夏場でも約2か月の養生期間が必要
- 草をある程度集める必要がある
すぐに植え付けできる方法ではありませんが、一度畝が育てば管理はとても楽になります。
まとめ
菌ちゃん草畝は、高さ約20cmの畝に、ススキや刈った雑草などを20~30cm積み重ねるだけで始められる、シンプルな菌ちゃん農法です。
黒マルチを使わず、自然の力で草を分解しながら土を育てていきます。

土を耕すのは最初の一度だけ。
その後は、畑で抜いた雑草を補充しながら畝を育てていきます。
私自身、菌ちゃん農法を始めてから、ブルーベリーの剪定枝や葉、レモングラスの剪定後の葉、畑で抜いた雑草などを保管し、菌ちゃんプランターや菌ちゃん草畝に利用するようになりました。
これまで処分していた植物が、菌のエサとなり、やがて土へ戻っていく。
そんな循環を楽しめることも、菌ちゃん農法の魅力だと思います。

また、今回使用したSPGDSPSYの充電式耕運機は、固く締まった土でも十分に耕すことができ、充電式草刈り機もチップソー・2枚刃・ナイロンカッターを使い分けることで、さまざまな場所の草刈りに対応できました。
菌ちゃん草畝を作ってみたい方は、ぜひ挑戦してみてください。





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※SPGDSPSY様とSenmiao様は同じ会社だが部門が違う
▼ SPGDSPSY 充電式耕運機 21V6Ahバッテリー×2
菌ちゃん草畝の畝作りに使用しました。
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▼ SPGDSPSY 分割式草刈機
菌ちゃん草畝に積み重ねるススキや雑草を集めるために使用しました。
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菌ちゃん草畝に積み重ねるススキや雑草を集めるために使用しました。
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📌 ご注意
動画ではナイロンコードを使用していますが、現在の商品ページには形状の異なるワイヤーブラシ型の除草ヘッドが掲載されています。
購入時期によって付属品やセット内容が異なる場合がありますので、ご購入前に商品ページと販売元をご確認ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
菌ちゃん草畝がどのように分解され、糸状菌が育ち、野菜が育つ畝へ変わっていくのか、今後も経過をご紹介していきます。
